『水晶振動子内蔵型』リアルタイムクロック(RTC)モジュールの構造とメリット
→ 時刻精度を改善し、消費電流を低減するソリューション

 

@ 周波数誤差(時刻のずれ)が最小限に抑えられます

・マイコンに外付けの振動子の場合 / 時刻誤差が大きくなる傾向

■発振回路全体の負荷容量と水晶振動子の負荷容量がちょうどにはならないため
 どうしても負荷容量の誤差(マッチング誤差)が生じます。
 (マッチング誤差:数ppm〜10ppm以上)
■機器によっては基板汚れの影響で周波数に影響が出ます。
■バックアップ時の消費電流はRTCモジュールに比べて大きい
■トータルの時刻誤差は大きくなります
■水晶振動子はマイコンの発振回路端子のすぐそばに配置する必要があります。

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・水晶振動子内蔵リアルタイムクロクモジュール /より高精度・低消費電流に

 

 ●モジュール製造時に内部の水晶振動子の調整を行うためマッチング誤差がありません。
  またコンデンサの誤差・基板汚染の影響がありません。
  そのため同じ±20ppmでも振動子外付けより高精度になります。
 ●マッチング調整の設計工数を削減できます。
 ●バックアップ時の消費電流が小さい(0.05〜0.25μA/機種による)
 ●より高精度なタイプ(±1ppm, ±2.5ppm)もユーザー調整は不要です。
 ●マイコンから離れている場所にも配置することが出来ます。
 ●外部イベント割り込み/タイムスタンプ機能などの付加機能を追加できます。

 

 

Aユーザー調整不要の高精度な温度補償タイプ

温度補償タイプは工場出荷時に調整済みです。ユーザー調整は不要です。

 

RTC リアルタイムクロック 温度特性(クリックで拡大)

 

<高精度・温度補償リアルタイムクロックモジュールの例>
 → 高精度温度補償   RV-8803-C7 .... ±1.5ppm (0-50℃)/±3.0ppm(-40〜+85℃)
     → 0-50℃の温度変化環境で 月差:3.9秒
 → RV-8803-C7 の1年間の時刻誤差実測例 
     → 長期でも時刻精度を保ちます。

 

B水晶振動子内蔵RTCモジュールの内部構造

水晶振動子内蔵リアルタイムクロックの構造

・水晶振動子とRTC-ICが立体的にハウジングされるため底面積が大幅に削減されます。
★外形寸法= 3.2×1.5×0.8mm 他

 

・信頼性の高いセラミックパッケージを採用。パッケージ内部は真空に保たれています。