RTCモジュール活用事例 〜IoT機器 WSNアプリケーション

 

 

様々な IoT機器で用いられるWSN (Wireless Sensor Node) にて、時刻保持と同時にセンサ及び
無線モジュールの動作タイミング管理を、RTCモジュール:1つで低消費電流・低コストでこなします。
RV-3028-C7 ではタイミングの異なる2つのタイマを1つのRTCから出力できるため、時刻を保持しながら
1つのタイマで無線モジュールの動作タイミングを調整し、もう一つのタイマでセンサのセンシングタイミング
を制御することで、不要なマイコンの動作を削減し低消費電流化が図れます。
そのため機器そのもののバッテリの持ち時間にも大きく貢献します。

 

 * RV-3028-C7 の2系統のタイマ機能を使用して機器を制御し消費電流を大幅に削減
    @ Base Station との無線通信のタイミング制御
    A ローカルでのセンシング機能の動作タイミング制御

 

★温度変化のある環境で高精度な時刻情報を求める場合は、温度補償タイプの RV-8803-C7 または RV-3032-C7 をお勧めします。

 

 

RV-3028-C7 ・・・ 超低消費電流:3.2×1.5×0.8mm/50nA Typ.(+3V/@+25℃)
             電源切り替え機能・タイムスタンプ機能・外部イベント入力検出
                                   ※2系統のタイマー機能を設定可能 ( INT端子出力及びCLKOUT出力 )

 

RV-3032-C7 ・・・ 3.2×1.5×0.8mm/±2.5ppm@-40〜+85℃/160〜190nA Typ.(+3V/@+25℃)
            電源切り替え機能・タイムスタンプ機能・外部イベント入力検出
            温度センサ機能・温度アラーム機能付き・3段階の電圧調整トリクルチャージ機能
                                  ※2系統のタイマー機能を設定可能 ( INT端子出力及びCLKOUT出力 )

 

RV-8803-C7 ・・・ 3.2×1.5×0.8mm/±1.5ppm@0〜+50℃/240nA Typ.(+3V/@+25℃)
           かつ ±3.0ppm以内@-40〜+85℃ かつ±7.0ppm以内@-40〜+105℃
           外部イベント入力検出・タイムスタンプ機能付き
          (タイマー機能は1系統のみ/INT端子からの出力)

 

 

・超低消費電流 RV-3028-C7 リアルタイムクロックモジュール

 

RV-3028-C7 バックアップ電池付き評価ボード

 

・RTCモジュールの設計サポートツール