<RV-8803-C7> 及び <RV-3032-C7> は超小型で低消費電流でありながら
業界トップレベルの高精度のリアルタイムクロックモジュールです。
・RV-8803-C7 .... ±1.5ppm@0〜+50℃/±3.0ppm以内@-40〜+85℃/±7.0ppm以内@+85〜+105℃
・RV-3032-C7 .... ±2.5ppm@-40〜+85℃/±20ppm以内@+85〜+105℃
@ 温度補償機能"あり"のリアルタイムクロックモジュールの温度特性
A 温度補償"無し"のリアルタイムクロックモジュールの温度特性
@<RV-8803-C7>の温度特性/代表特性グラフ
・±1.5ppm (0〜+50℃)かつ
・±3.0ppm (-40〜+85℃)かつ
・±7.0ppm (-40〜+105℃・拡張温度範囲)
※ 温度補償タイプは幅広い温度範囲で高精度で時刻情報を保持します。
★温度変化時の変動が少ないことで長期の時刻精度も大幅に向上します。
・高精度温度補償タイプの温度補正はデジタル補正のため時計精度(1Hzの精度)を正しく測定するにはその機種のデジタル補正周期に周波数カウンタの GateTime を合わせて測定する必要があります。
RV-8803-C7の場合は1秒間隔、RV-3129-C3 及び RV-3149-C3 の場合は32秒間隔にする必要があります。
※このデジタル温度補償は時刻精度及び1Hz出力に対して行われます。
(32.7686kHz出力の補正は行われませんのでご注意下さい)
※このデジタル温度補償はメーカー出荷時に設定されており、ユーザー様サイドでの設定・調整は不要です。
ARV-3028-C7 , RV-8263-C7 , RV-8063-C7 など温度補償無しタイプの温度特性
・32.768kHz水晶振動子の温度係数:僥 =-0.035 * ℃^2 ( ppm ) Typical
↓ ↓ ↓
(クリックで拡大)
★温度補償の無いリアルタイムクロックの場合は水晶振動子の特性がそのまま時刻精度の特性になります。
温度の上昇時・下降時いずれも周波数が下がるため時刻遅れが蓄積します。
<関連情報>
・リアルタイムクロック(RTC)モジュールの Q&A
・リアルタイムクロック(RTC)モジュールの主な機能
・水晶振動子内蔵リアルタイムクロック(RTC)モジュールのメリット
・リアルタイムクロック(RTC)モジュールの時計精度の計算について(月差・日差)
・リアルタイムクロック(RTC)モジュールの接続回路例(電源切替機能付き 及び 電源切替機能無しタイプ別)
・リアルタイムクロック(RTC)モジュールのバックアップ電源自動切替機能について
・型番毎の消費電流について (RV-8803-C7, RV-3028-C7, RV-8263-C7での実測例)
・リアルタイムクロック(RTC)モジュールのバックアップ電池について(一次リチウムコイン電池・電気二重層・全固体電池)
・高精度/温度補償リアルタイムクロック(RTC)モジュールの温度特性
・I2Cインターフェースについて
・リナックスドライバのダウンロード