リアルタイムクロックモジュール
 <テクニカルサポート 及び トラブルシューティング・サポート>

◎ 設計・開発時のサポート

@ 型番ごとの Q&A ・設計サポート情報など

以下のウェブサイトの情報をご活用ください。

<アプリケーションマニュアル>

 アプリケーションマニュアルの『日本語版』を各型番のページに掲載していますので、そちらをご参照下さい。

 日本語版のアプリケーションマニュアルのPDFファイルは "しおり" を表示させると

 目的の場所が見つけやすくなりますので便利です。

 

<型番ごとの設計補足情報>

 以下のページにて型番ごとのQ&A 及び 設計情報のリンクがあります。

 アプリケーションマニュアルを補足する内容ですので、そちらをご参照下さい。

  → 型番別のQ&A 及び設計情報

 

<RTCモジュール全般のQ&A>

 以下のページにて Q&A/よくあるお問合せリストをまとめていますのでご参照下さい。

 リアルタイムクロック(RTC)モジュール Q&A よくあるお問合せ

 

<RTCモジュール全般の設計関連情報>

 以下のページにて、時刻精度計算・消費電流・接続回路例・バックアップ電源などのページを設けていますのでご参照下さい。

 リアルタイムクロックモジュールの設計関連情報

A お問合せ先/困った時は

上記@で記載の見つからない内容につきましては、(1) 具体的な型番(2)お問合せの内容

弊社窓口までご連絡下さい。

その際に (3)RTCモジュール周辺の接続回路図)(4)ソフトウェア設定(RTCモジュールへの設定内容) も併せてご連絡下さい。

RTCモジュールのお問合せ・回答内容は回路設計とソフトウェア設定が絡み情報量が多く細かい内容になるため、

お電話でその場で回答することが難しいこともあるため、極力メールにて内容をお送り頂けると幸いです。

B USB接続で直感的な操作で検証できる f/w設計サポートツールについて

USB接続でRTCモジュールの動作確認を行えるサポートツールをご用意しています。GUIソフトウェアをご用意しており、コマンドを一字一句手入力する必要が無く、マウス操作で動作確認を行えます。

→ リアルタイムクロックモジュール f/w開発ツール

 

こちらは評価ボードとの組み合わせで使用します。評価ボード単体はマウザーやデジキーからご購入する事も可能です。

→ メーカー標準の評価ボード 

このUSBドングルは日本では市販されていないため、弊社からソフトウェアと一緒にお貸出し対応しています。

お貸出しにつきましては弊社窓口までご連絡下さい。

C ラズパイ (c)でも使えるバックアップ電池付きの評価ボード

以下の 4機種は、ラズパイ(c)でもそのまま使えるバックアップ電池付きの評価ボードをご用意しています。

・RV-8803-C7

・RV-3028-C7

・RV-8263-C7

・RV-3032-C7

2024年以降のラズパイのOS (Rasbian) にはいずれの機種もリナックスドライバ が組み込まれており、簡単な設定で高精度なHWCLOCK として使用することが出来ます。

・評価ボードの一覧リスト

 

このうち RV-8803-C7 及び RV-3028-C7 のバックアップ電池付き評価ボードは、

マルツエレック様の通販サイト、または各地の販売店舗からご購入頂けます。

・RV8803-Raspi基板

・RV3028-Raspi基板

D はんだ付け方法などのお取り扱い上の注意について

以下のページに、リフロー実装、マニュアルはんだ付け、基板割り・基板洗浄の注意点などの

お取り扱い上の注意を記載していますので、事前にご一読ください。

→ お取り扱い上の注意点のリスト

 

◎ 量産時の調査対応・サポート

@ RTCモジュールの故障?が疑われた場合には

RTCモジュール自体の故障の可能性もありますが、調査のご依頼うち、回路接続上の誤りやレジスタ設定の誤り、マイコンが動作していないなどのケースがほとんどなのが実情です。 うまく動作しない場合には、まず回路接続とレジスタの設定を再度ご確認頂き、またマイコン⇔RTCモジュール間の通信信号をオシロスコープで確認されることをお勧めします。

この確認をして頂く時点で問題解決してしまうケースが多くあります。

(レジスタ設定や回路接続についてご不明な点がございましたら、弊社窓口までご連絡下さい

A 故障調査のご依頼 → RTCモジュールの基板からの取り外し(過加熱にご注意下さい)

1.の確認で原因が分からず、RTCモジュールの単体の確認が必要となった場合には、

基板からRTCモジュールを 取り外す際に 破損 させてしまわないように十分にご注意下さい。

取り外し時に過加熱が加わりリークを発生させてしまうと、見た目には異常が無くても内部の気密が失われて

破損した状態になってしまい、その後の原因の調査が行えなくなります。

 

(RTCモジュールの基板からの取りり外し)

RTCモジュールを基板から取り外す際には、ホットエアガンを使用する場合には温度を『270℃』と設定し、

それ以上の温度にはしないで下さい。

はんだ小手で取り外す際に、部品を挟み込むツイーザタイプのはんだ小手は使用しないで下さい。

一例として以下の写真ような先端が薄く平たい形状の半田こて先を用いて、こて先温度を『270℃』

( こて台の表示温度ではなく必ず熱電対こて先温度計での温度を確認下さい)に設定し、

2本のはんだ小手を使用し、こて先がRTCモジュールのリッド(フタ部分)に触れない様に側面から

はんだ部分のみ熱を加えて取り外してください。

↓こて先温度設定に注意し、リッド(金属フタ部分)にこて先が当たらない様にご注意下さい。


取り外しに不安がある場合には、基板ごと弊社へ調査依頼頂くことをお勧めします。

B RTCモジュール単体の調査・動作確認について

RTCモジュールの調査品の動作確認等は、弊社内で専用のソケット治具を用意しておりそちらで単体の動作・故障確認を行うことが出来ます。

ほとんどの調査内容は日本国内で行いますので、迅速な対応が可能です。

 

基板実装されたままの状態で調査品をご依頼頂いた場合には、そのまま基板上で調査を行います。

調査品をご送付いただく際に、マイコンが正しく動作していること、レジスタ設定や回路接続に異常が無いことを必ず事前にご確認ください。

(再度設定等をご確認されている間に設定違いやマイコンの動作設定違いなどが見つかるケースも少なくありません)