Microcrystalのリアルタイムクロックモジュールは水晶振動子を内蔵し超小型で、かつ非常に低消費電流で時刻を保持します。
また 機種により(RV-3028-C7, RV-3032-C7)バックアップ時刻保持モードでも割り込み信号を出力させることが出来るため、
システムの大幅な低消費電流化を図れます。
・<RV-3028-C7> 電源切替機能=オフの場合 → 『RV-3028-C7』 の仕様・データシートへのリンク
( BSMビット/37h 3:2 = 『00』=デフォルト)
・CLKOUTオン(FDビット/35h 2:0 =『000』=デフォルト値)と
CLKOUTオフ (FDビット/35h 2:0 =『111)の比較
( CLKOUTオフの状態で45~50nA Typ. )
・周囲温度:@+25℃
・タイマ/アラーム/定期更新割込み信号はオフにて
・CLKOUT端子出力は『無負荷』での測定にて(負荷が加わる場合はその分電流値が増します)
・<RV-3028-C7> 電源切替機能=オンの場合
( BSMビット/37h 3:2 = 『01』または『10』 )
・『レベル切替モード』(BSMビット/37h 3:2 = 『10』)と
『ダイレクト切替モード』(BSMビット/37h 3:2 = 『01』)
の場合での比較及びTRC(トリクルチャージ)のオンとオフの比較
( レベル切替モードで115nA Typ./ダイレクト切替モードで95nA Typ.)
・周囲温度:@+25℃
・CLKOUT出力はいすれも『オフ』にて
"TRC" はトリクルチャージです。37h/1:0 TCRビットで設定します。
※設定詳細はこちらご参照下さい。
・温度変化時の消費電流について
温度変化時の消費電流については、アプリケーションマニュアル99/114ページ をご参照下さい。
・RV-8803-C7の CLKOUTの出力のオン・オフでの比較 →『RV-8803-C7』 の仕様・データシートへのリンク
( CLKオフの状態で 240nA Typ./@+3V )
・周囲温度:@+25℃
・タイマ/アラーム/定期更新割込み信号はオフにて
・CLKOUT端子は無負荷にて
・温度変化時の消費電流について
温度変化時の消費電流については、こちらの評価ボードマニュアルの11ページのグラフ をご参照下さい。
・RV-8263-C7のCLKOUTの出力のオン・オフでの比較 → 『RV-8263-C7』 の仕様・データシートへのリンク
( CLKオフの状態で 190nA Typ. )
・周囲温度:@+25℃
・タイマ/アラーム/定期更新割込み信号はオフにて
・CLKOUT端子は無負荷にて
・温度変化時の消費電流について
温度変化時の消費電流については、アプリケーションマニュアル 46/61ページ をご参照下さい。
<関連情報>
・リアルタイムクロック(RTC)モジュールの Q&A
・リアルタイムクロック(RTC)モジュールの主な機能
・水晶振動子内蔵リアルタイムクロック(RTC)モジュールのメリット
・リアルタイムクロック(RTC)モジュールの時計精度の計算について(月差・日差)
・リアルタイムクロック(RTC)モジュールの接続回路例(電源切替機能付き 及び 電源切替機能無しタイプ別)
・リアルタイムクロック(RTC)モジュールのバックアップ電源自動切替機能について
・型番毎の消費電流について (RV-8803-C7, RV-3028-C7, RV-8263-C7での実測例)
・リアルタイムクロック(RTC)モジュールのバックアップ電池について(一次リチウムコイン電池・電気二重層・全固体電池)
・高精度/温度補償リアルタイムクロック(RTC)モジュールの温度特性
・I2Cインターフェースについて
・リナックスドライバのダウンロード