32.768kHz音叉型水晶振動子の温度特性について。
・ΔF =-0.035 * ℃^2 ( ppm ) ±10%
※32.768kHz水晶振動子の特性は高温側・低温側共に温度が変化すると周波数が下がります。
(時計に使用している場合は時刻が遅れる方向になります)
・+15〜+35℃ の温度範囲では『-3.5〜0ppm前後』の温度特性
・ 0 〜+50℃ の温度範囲では『-22〜0ppm前後』の温度特性
・-20 〜+70℃ の温度範囲では『-71〜0ppm前後』の温度特性
・-40 〜+85℃ の温度範囲では『-148〜+126ppm前後』の温度特性
(計算上の値です。実際には個体差、及び頂点温度の誤差があります)
周囲の温度変化の大きい環境では、水晶振動子単体では時刻の遅れが顕著になる傾向です。
時刻誤差も蓄積されるため、長期での時刻誤差も大きくなります。
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